やま、さか、みずみち 第1回開催レポート


やま、さか、みずみちの舞台となる美里町の古民家

2023年11月11日(土)からいよいよ!

古民家再生連続講座「やま、さか、みずみち」が始まりました。

庭づくりってどんなこと考えてやるの?

どうやって作っていくのだろう?

街中で植木を切っているところは知っているけれど、作っているところはあまり知られていないのかと思います。

私たちの仕事は庭木を切るだけにとどまらず、植木を植えたり、石をすえたり、さらには水の流れを考えたり。

それに、これらをやるためには、その土地の風のこと、土のこと、気候のことなどなど、「風土」を知ることが必要不可欠です。

今回の企画は、そんな風土を読み取る「庭師の眼」を皆さんに体験していただくものになっています。


・・・講座・・・

講座の様子。みんな真剣です。

記念すべき第1回は講座と測量。

午前中は、『地割(じわり)』とは何か。

これまでどのように水と付き合ってきたのかの勉強をしました。


・・・お昼・・・

この辺りで食べられるうどんをいただきました!

頭を使った後のご飯は美味しいです♡


・・・測量・・・

測量の説明を聞く参加者
平面図をつくり高さを書き込んでいきます
測量の様子

普段は長年の勘や知識から読み取っている敷地の中の微地形を測量することで参加者の皆さんにも分かりやすいようにしました。

まずは長さを測って平面図を取り、高さを書いていきます。

そうすることで敷地の中で傾斜ができていて、それによって水がどう流れてたまるのかを推測できるようになりました。

第二回からはこれを元に水が正しく排水されていくように地面を変えてゆきます!

完成した図面

NEXT→ 第2回 排水づくり・溝掘り


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